1: 蚯蚓φ ★@無断転載は禁止 2017/06/18(日) 01:16:30.50 ID:CAP_USER
日本崩壊後、米国が韓国に入ってきた時、最後の降伏文書に署名して大韓民国を離れた日本の総督、阿部信行が残した有名な言葉がある。
「私たちは負けたが、朝鮮が勝ったわけではない。自信を持って言うが、朝鮮人が正気に返って昔の栄光を取り戻すには100年以上かかるだろう。
私たち日本は朝鮮人に銃や大砲よりも恐ろしい植民地教育を植え付けた。
彼らは仲たがいして奴隷生活を送るだろう。見よ!朝鮮は実に偉大で絢爛としていたが、朝鮮は結局、植民教育の奴隷に転落するだろう。そして私、阿部信行は再び戻ってくるだろう。」。
安倍信之5

このような恐ろしい思考を持った阿部信行は1944年、日帝強制占領期最後の朝鮮総督になって、5カ月で寿命が終わったが、その短い期間に彼は朝鮮人に対する植民地教育を徹底して断行した。韓民族に拭えない傷を与えた阿部ノブスキ総督、彼の孫がすなわち日本の現首相の安倍晋三だ。ノブスキの血をそっくり受け継いだ安倍首相が果たして韓国に対し、どんな政策で一貫するかは幾度も説明せずともあまりある。

安倍は表面では韓国に対し最も近い隣国であることをあげて親善外交を強調している。
しかし、彼が果たして韓国と一緒の平和共存と繁栄を心より願っているだろうか。彼が真にそれを望んでいるなら、まず両国間の和解と共存関係の樹立にとって最大の障害物である慰安婦問題からきれいに清算しなければならない。

安倍は最近、韓国に新政府がスタートするとすぐに両国が新しい協力関係を模索していこうとし、経済界者360人余りを同行した日本の特使、二階俊博、自民党幹事長を韓国に派遣した。しかし、韓国人が真に望むのは何だろうか。年端もゆかない女の子たちを強制動員して従軍慰安婦の役割をさせた天人共怒する蛮行に対する日本の真心に充ちた謝罪と許しを請うことだ。

これは一生治癒できない苦痛と傷の中に住んできた慰安婦ハルモニたちの恨みをはらし、死んだ慰安婦たちの魂を救うことでもある。ところが今回、訪韓した特使は慰安婦再協議に対する記者らの質問に「そのような愚かな話は国際的に通用しない」と一言で一蹴した。これでも日本が両国間の密接な関係確立のために訪問したといえるだろうか。

日本は相変らず韓国とは距離が遠い国であることをはっきりと見せる。全世界70余カ国の在外公館ウェブに独島(ドクト、日本名:竹島)や東海を表記した地図や刊行物が発見されれば申告して欲しいと要請する掲示物ものせられた。これは全面的に安倍の覇権主義、軍国主義から始まったことだ。

これを正すには韓国社会が絶え間なく歴史を正しく広報し、正しい歴史教育をすることだけで可能だ。ニューヨークやロサンゼルスなどアメリカの大都市では韓人たちがキリム碑設立、少女像建設などを推進しながら日本の蛮行を天下に知らせているが、日本はかえって自分たちの歩みに障害物になるという反応だ。

韓国人は安倍からあどけない女性たちを従軍慰安婦にした蛮行を犯した歴史的事実に対する認定および謝罪を必ず受け取らなければならない。アメリカのあちこちに慰安婦キリム碑建設、今回のニューヨーク韓人会移民博物館内少女像建設募金運動などはこのために強力な推進動力になるだろう。

ドイツは歴史的に600万人のユダヤ人を虐殺した事件を重ねて謝って許しを請うており、ベトナム戦争とインディアンらに蛮行を犯した米国は教育を通じて反省している。それでもずっと日本が同じ態度で出てくれば、全世界から孤立することは火を見るより明らかだ。すでにこれを見通した日本国内の良心勢力の発言は絶えることなく続いている。安倍首相は彼らのきびしい発言に耳をそばだて聞かなければならない。

中塚明(なかつか あきら)日本奈良女子大名誉教授は「安倍晋三首相の歩みは日本を全世界から孤立させるだろう。そのような形に進んでは日本の未来はない。」と批判した。彼は日本の蛮行に慰安婦ハルモニらに深いおわび申し上げるといった。しかし、安倍は決してこれに耳を傾けないだろう。安倍の口から、謝罪と許しという単語を聞ける日ははるかに遠い。

<ヨ・チュヨン/ニューヨーク支社主筆>

ソース:コリアタイムズ(韓国語) 真実に沈黙する安倍
http://www.koreatimes.com/article/20170615/1061253